例えば、多くの日本人が桜を愛するのはなぜだろう。
満開になった途端、ひといきに散りゆくその強さと儚さというアシンメトリーな姿に、その圧倒的な散り際の美しさに、「無常」に美を見る日本人の根にある無意識の精神性を揺り起こされるからなのだろうか。
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今回、ご縁あって宗像市の「gallery wabi」さんにて木寺一路写真展を開催していただくことになりました。ありがとうございます。
上記はその写真展のタイトルを紐解く鍵になる文章なのですが、何せ(自分で作っておきながら)字が小さくて私の老眼では全く見えなかったため書き起こしました。
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命には限りがあり、形あるものはいつか崩れ、咲き誇る花々とてやがて散りゆく。それらはほんの少しの寂しさや哀しみを含んでいるけれど、その儚さに美しさを感じられる本能のようなものこそが日本人の美意識の根底なのではないか。
日本人の心底にある情感を写真で表現していくことをテーマにする木寺にとって、今回のgallery wabi展覧会は今後の写真展のキーワードになる大切なものになります。
ぜひ、ご覧いただければ幸いです。
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木寺一路写真展
「いろはにほへと ちりぬるを」
会期:2019.2.1 fri 〜 2.11 mon
時間:11:00 〜 18:00
休廊日:2.6 wed 木寺在廊日:2.2 sat(時間未定)
gallery wabi
宗像市田久2-11-12-202
http://gallerywabiwabi.wixsite.com/0303
ごきげんよう、塾長です。
先日はありがとうございました。
情操教育の一環として、孫を伴って写真展へうかがいます。
塾長、いつも有難うございます!
お待ちしております!
藤原