すこ〜しも寒くないわ〜

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他の景色が見えないように空だけを見ると、果てのない広くて大きな何かに包まれているような気分になるから好きです。

 

 

松たかこさんが私の頭の中で歌い続けている。

今日の七五三撮影中にかけていたあの曲…

 

 

な〜に〜も〜〜

こわく〜な〜い〜〜

風よ〜吹〜け〜〜

 

少〜しも寒くないわ〜

 

 

でもこれ、いい歌ですね。

 

 

アナと雪の女王といえば必ず思い出すんですけれども、保育園児の頃、お遊戯会の演劇でアンデルセン童話「雪の女王」をすることになりました。

 

主人公「カイ」に選ばれたのは、クラスで一番人気者の男の子。

女の子たちはみんな、カイを救うヒロイン役の「デルタ」が誰になるかドキドキです。

 

藤原ゆき枝ちゃ〜ん

なんと名前を呼ばれた!

うそ〜!やった〜!

ものすごく嬉しかったのを覚えている。

 

 

見事「雪の女王」役をゲット。

……悪役ですよねそれ。

なんだよお約束じゃんよそれ。

 

(とは思わなかったと思うけどかなりショックだったことは間違いない)

 

 

ものすごく悲しかったのを覚えている。

 

 

黒いマントに白のドレスに母の赤いネックレス。

雪の女王って主役よぉ〜〜!と先生に励まされながら(今思えば完全に気休め)、デルタにやっつけられてクルクル回りながら去って行ったことをよく覚えています。

 

子供の頃から雷くそばばーだったのか。

 

 

 

いろいろリセットしよう。

 

いつまでも、雪の女王やら雷くそばばーやら、そんな役回りばっかり引き受けなくてもいいでしょう。そろそろいいでしょう。

 

 

リセットとは

 

 

1. すべてを元に戻すこと。最初からやり直すこと。また、状況を切り替えるためにいったんすべてを断ち切ること。「両国の関係を―する」「風呂に入って気持ちを―する」

 

2.  機械や装置を、作動前の初めの状態に戻すこと。セットしなおすこと。コンピューターの場合、特に正常な動作をしなくなった時に、強制的に起動しなおすことを指し、再起動と区別することがある。

 

goo辞書より

 

 

ありの〜ままで〜

空に風に〜乗って〜〜

 

 

誰だって変われるよ。

今度会ったら花の妖精みたいになってると思いますが驚かないでください。

ルンルンと呼んでいただいても構いません。

 

 

 

人生は自分次第。

 

 

 

じゃーの。

 

 

藤原

止まない雨はないんだよ。

「いつもブログ楽しみに見てますよ〜!  ………最近投稿少ないけど(ちょっと小さな声)」

 

 

と会う人会う人に言われる今日この頃、皆様お健やかに秋から冬への季節の変わり目を楽しんでいらっしゃることと存じます。

 

 

でも、東北の友人たちはきっと怖い日々を送っている。

どうか続きませんように。

 

 

 

 

 

寒くなりましたねぇ。

急に。

東京は降雪とのこと。

関東のお友達の皆様、頑張ってください。

 

 

 

客人の多い今週、私に「雷くそばばー」と名付けたボケナスカメラマンゆーじ(漢字忘れた)が東京からやってきた。

 

 

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奥からなぜかカメラ目線の木寺氏、ボケナス、Gメン岩ちゃん、わたし。ノーメイクでお見苦しいですがすみません。

 

ちょっとだからいいやろ!

 

 

ボケナス、ビリケンに似とらんですか。

 

貴様のせいで柿右衛門窯でまで雷くそばばー呼ばわりされるんぞ!

 

覚えとけばかやろー。

 

 

しかし。

 

 

涙の後に笑いあり。

止まない雨はない。

必ず朝は来る。

 

 

ほんとだーーーーーーー!

ボケナスの後は優しい人ばっかりだー!

 

 

先日私が寝込んだことを木寺氏がFacebookに投稿していたらしく、アルバムを受け取りに来てくれたお客様がその投稿を見てアップルティーの差し入れをくれた!

 

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なんたる…!

女子と思ってくれてる………!

それだけで嬉しい!頑張っちゃうーーー!

 

 

しかもコロッケもくれた

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ワォーーーーーーー!

クリコロ美味し〜い!

頑張っちゃうーーー!

 

 

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アルバムを届けに来てくれたカイチくんとモリちゃんからは、カイチくんの描いてくれた絵をもらった!いつも絵手紙を持ってきてくれる。

 

 

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もぉーーーーーーーーーーーーー!

嬉しいや〜ん!

雷、頑張っちゃうーーーーーー!

 

 

早速デスク横に貼りました。

 

 

ちなみに向かって右が木寺氏、左が私だそうです。

ちゃんと首からカメラぶら下げてます。

 

 

子どもの存在とはなぜこうも疲れ汚れた大人の魂を元気ハツラツにするのか……!

 

 

直後、可愛い客人がもう一人アルバムを受け取りに。

 

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お腹の中にいるときから写真を撮っているココちゃん登場!

なんだそのハラペコあおむしくんは!

可愛いじゃないか!

 

 

階段を上ったり降りたり上ったり降りたり上ったり降りたりして散々笑わせてくれた後、ニコニコと帰って行きました。

 

 

 

忙しいと心が荒むと言いますが、荒んどる場合じゃない!

頑張らんばーーーーーーーーー!

 

 

えいえいおー!

 

 

 

 

ネタ拾いに行く時間がないと思ったら、たくさんネタの皆さんが来てくれて嬉しかったです。皆さんのおかげで生きてます。

 

 

もうひと頑張りしよう。

では仕事します。

 

 

 

じゃーのー!

 

 

 

藤原

 

 

木寺師匠の特技

一昨日の夜中から有田へ。

仕事は詰まっているんだが、今しかできないこともあるだろう。

 

 

※ブログの写真は全て藤原です。師匠の作品ではありません。

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木寺師匠が撮り続けている有田焼「酒井田柿右衛門窯」の、一年に二度程度しか行われない窯炊き。

 

 

 

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朝6時、お塩で窯の周りを清め、神棚に手を合わせて窯炊きは始まる。

 

 

 

柿右衛門窯の窯炊きに使われるのは赤松の薪のみ。

油も石炭も全く使わず1,300度まで温度を上げていく。

 

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さーむいっすねーーー。

 

長い1日の始まり。

 

窯炊きは大体36〜40時間かかるのだ。

 

 

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屋根から細く煙が上がるまで1時間以上かかる。

 

 

少しずつ少しずつ、炎を見ながら煙を見ながら職人さんたちは温度を上げていく。

 

 

 

朝の6時に火を入れて、夜中の12時までの18時間、少しずつ温度を上げながら900度をキープ。「あ、そこ少し強いから薪一本減らして」みたいな感覚は、400年もの長い時間、職人から職人へと受け継がれてきたもの。

 

 

時間の流れというのは目に見えないと思っていたけれど、ここには確かに流れがある。粛々と、淡々と、静かに静かに当たり前の数百年が見えるような気がした。

 

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夜中12時を過ぎたあたりから、「攻め炊き」と呼ばれる工程に入る。

この赤松の薪だけで一気に1300度まで温度を上げていく。

 

と言うのは易し、900度を1300度まで持っていくのにまた12〜14時間くらいかかる。その間ずーーーーーーーーーーーーっと炎を見ながらこの小さな穴を通して薪を投げ入れ続けるって、考えられんと思わんですか。

 

 

職人さんも木寺氏も私も、煤で鼻の穴まで真っ黒さ。

 

 

 

しかも柿右衛門の窯は大きいので、薪を投げ入れる位置(手前、真ん中、奥)のバランスを間違えると温度が偏ってしまう為、窯の上から上がる煙や炎を確認しながら必要な位置に投げ入れる。

 

 

 

なんなんだ!

この職人集団は!

 

 

 

本物だ、と圧倒された。

 

 

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今朝早く窯の横を通る小径を歩くと、昨夜の雷雨と風で落ちた紅葉がまるで柿右衛門様式の器のようだった。

 

 

この当たり前の日常にある日本の美しさこそが、柿右衛門様式と言うことなんだと改めて思う。

 

 

それが当たり前の日常であることに感動する。

 

 

 

すると、窯の方から「藤原は昨日の雷雨より怖いから、いつも雷くそばばー鬼デビルって呼ばれてるんですよーあははは〜〜!」と楽しそうに職人さんたちと話す木寺師匠の声が聞こえた。

 

 

 

 

ぶっ飛ばす。

 

 

 

 

そんな男さ、木寺一路。

私の感動を一瞬で台無しにするのが特技です。

 

 

じゃーの。

 

 

 

 

藤原

週間早読みチェック

 

 

 

 

 

的な。

 

ブログ書けんでした。

ブログの神様すみません。

 

 

 

肉体的精神的疲労が…………

 

 

 

 

調子悪くても今まではどうにかなってきたんですけど、歳のせいでしょうか、体調が悪い時に木寺師匠の横で仕事するのが辛くなって初めて休みましたー。

 

 

いやー、家だと仕事はかどったー。

ご迷惑をおかけしました。

 

 

 

今、なんかこの数日気を失ってたんじゃないかってくらい「気付いたら一週間経っとる」的なことが多くてビビっております。

 

 

 

先日は木寺氏の写真展「記憶喪失」の主題歌を作ってくれて歌ってくれている引田香織氏のライブが裏のブリックホールでありました。

 

 

ライブ前にアップしろ!

私のバカ!

 

 

香織さんごめんね。

 

 

リハでしか聞けなかったんですが、彼女の歌声は本当に透明で美しい。

 

 

リハ中の香織氏

 

 

 

 

 

 

そしてこのCD、ジャケット写真は木寺師匠です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこに行ったら買えるのか聞くの忘れた!

聞いておきます(←どこまでも役立たず)

 

 

 

 

福岡で打ち合わせやら撮影やらも多い週でした。

 

でも、撮影の日は荷物多くて写真撮れんかった。

 

 

 

 

TAKAMI BRIDALの安藤さん

打ち合わせ中

タカミさんは着物がすごくいいですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴメーーーン!

安藤さんも写っとったーーーーー!

 

 

 

 

 

そうこうしているうちにそろそろ年賀状のこととかも考えんといかん時期でしょう。来年はどんなのにしようかなぁ。

 

印刷しすぎて今年アルバム納品時のお手紙に使ってきた2016年賀状も、11月を持ってようやく全てなくなりました。

 

きっと来年は2017年賀状がお手紙に使われると思いますが、そんな私たちを許してください。地球に優しいFU.なのです。

 

 

 

 

木寺氏は相変わらず落書きばっかりしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここ最近、いろんなことを考えています。

 

考える時間が必要ですね、大人には。

 

 

 

旅に出たいなぁ。

 

 

 

ではさようなら。

 

 

 

藤原

「あたりまえじゃない」というあたりまえのこと

生まれること。

 

出会うこと。

 

人に感謝できること。

 

毎年、毎週、毎日、

だれかの特別な日がやってきて

そのだれかが何日も前から心待ちにしたその瞬間に

そこに写真という形で携わらせていただけること。

 

写真屋さんの忙しい数は

特別な日の数だということ。

 

なんのために自分が撮るのかを考えて床に就きます甥っ子の足の裏

明日もだれかの特別な日

 

写真ははじめての甥っ子の足の裏

 

おわり

 

Shun Rockfield

 

 

 

聖母マリアこと

藤原です。

こんばんは〜〜〜。

 

 

寒くなりましたね。

 

 

 

昨日は怒涛の家族写真日。

 

木寺師匠の写真は自分のブログ「俺は運がいい」でちょいちょいアップしてるようです。ここは素人ふじわらのばっかり。

 

なので、ちょっとブレてるけど気にしないでください。

 

 

 

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木寺師匠と私に絵手紙を書いてくれるかいちゃん。

 

 

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弟のもりちゃん。

 

 

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一年生のまつもっちゃん。

 

 

 

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寝転びマン。

 

 

 

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木寺画伯のお絵描きも炸裂

(大体ウンチくんとおばけちゃん)

 

 

 

 

今月は撮影のない日がほとんどないのです。

 

 

 

生き抜こうFU.

ブログ書こうFU.のみんな

 

 

 

頭回らないんでさようなら。

 

 

 

藤原

我が家の家族写真は

プリクラだったという事実。

 

 

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貧乏だったんだーーー!

写真館で撮ったのなんて七五三の1回だけだー!

 

 

 

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お客さんに

「家族写真、毎年撮ったがいい」

と言うのは、自らの経験上とても後悔しているから。

 

 

 

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かわいかったのに〜〜〜〜〜!

チビっちゃい頃〜〜〜〜〜〜!

 

 

 

時間だけは、戻らない。

戻らないんですよ。後悔しても。

 

 

 

 

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無理しても撮っとくべきだったなぁ。

 

 

だからうちは息子一人の写真ばっかり。

私が撮るから当然なんだけど。

 

 

 

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こんなに大きくなりました。

来年20歳、現在美容師目指して修行中。

 

 

時間だけは戻らない。

のです。

 

 

 

 

じゃーの。

 

 

藤原